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2012年8月25日
毎度おおきに。ごひいきに。
暦では秋になってきてるのに、なかなか体では実感できひんなぁ。毎日暑くてここ亀岡でも本当は山に囲まれて涼しい方やと思うのに暑くてかなわんわ。
そやけど、野菜たちは確実に夏野菜はもうできひんし、収穫も終わりなんが多いねん。自然の力って凄いと思わへん?ちゃんと季節を読んでるねんなぁ。
暑さ寒さとか気象の変化も計ってへんのに、出来が毎年おんなじもん植えても違うねんて、農家の人が言ってはった。
ハバネロも今年最初はもうあかんかなぁっ言ってた畑も、今はすっかり苗も持ちこたえて素晴らしい物が出来たりと、ヒヤヒヤしながらも育ててはる農家さんも、毎年ちゃうし面白いんやって。
今年はこうしよう、今回はこうしよう、何で去年はこうやったのに違うんやろうって色々工夫するのも、考えるのも面白いんやって。
そう考えたら農業ってクリエイティブな仕事やんなぁ。
決まったお野菜、決まった育て方、それを当たり前にしているのんやったら仕事としてお金だけのやり取り、生活の為だけになってしまって、そりゃつまらんかもしれへんな。どんなお仕事もそうやけど、考えて試行錯誤して、失敗と思う事もどう工夫するか、とか、チャレンジしがいのある仕事やし面白くなるんやろな。
ハバネロも日本で育てる人いないし、確立した育て方なんてないし、自分らの智慧だけで毎年自分のチャレンジで育てるし農家さんも面白いんやって。
京野菜も、もともと外国のお野菜たちが日本に入ってきて、それを工夫してその土地に合った野菜を品種改良したんが京野菜と言うブランドになってん。
ハバネロもそのうちに京野菜と言われる日が来るかもしれへん。
日本人の創意工夫を凝らす性格と、生真面目さと、熱心さと、粘り強い性格と、地道にコツコツやる素晴らしい性格がこの農業に対してもよう現れてる。
同じじゃがいもでも、人参でも日本の農業の技術は世界一ちゃうやろか?
そやしハバネロも本場メキシコでもびっくりの質やねん。みんな綺麗って、フレッシュで香りも美味しさも凄いって言われてるんやで!
ミスコンテストがこの農作物でもあったら、きっとおしのが優勝やと思うねんけどなぁ。