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2012年12月18日
毎度おおきに。ごひいきに。
寒いどすなぁ。こちら京都の底冷えは有名でも、亀岡の霧の深さはあまり知られてはおへんのやないやろか・・・
先日はすっかり雪が積もって、京都では京都人も当たり前に食卓に上る九条葱も取れへんかってん。
今の京都は堀川ごぼう、えび芋、聖護院蕪、聖護院大根と京野菜が目白押しで、そりゃどれも美味しんどすえ。
他府県の人はあまり食する機会があらへんかも知れへんけど、京野菜って京都やしブランドやしってお高くとまった感じするんやろか?
京都人はちょっと前まで普通に食べてたんえ。
食生活の変化でこれらの食材も特別みたいになってるんかも知れへんけど、京野菜自体が何でブランドみたいになってるんかっていったら、
厳しい冬に食材がなかった京都は、甘くて柔らかいお野菜に改革してきたと言う歴史があって、どこよりも野菜を美味しく作る技術が発展したからなんやで。
寒いのが嫌いなおしのも美味しいお野菜の歴史考えたら先人達の智恵と工夫に感謝して食べなあかんなって思うねん。
真っ赤になるはずのハバネロおしのは、秋になって冬支度頃のオレンジ色した紅葉色ですべての収穫は終わり、この寒い真っ白の雪の中で来年に向けてじっと芽を閉じてます・・・・
ああ、はよ春よ来い。