トップページ > 篠ファーム日記
2012年8月18日
毎度おおきに。ごひいきに。
あんな、社長であるおとうちゃまってちょっとユニークやん?やってる事も人柄も。
そんなんで結構マスコミにも取り上げられはるねん。
一生懸命おとうちゃまは自分の夢とか、何でこんな仕事してるかとか話すねんけど、サービス精神も手伝って、結局ウケ狙い的にハバネロも扱われてしまう事もあるしで、
「おしの、ごめんなぁ。」ってちょっぴり悲しく思ってはることもあるねん。
でも、おしのはハバネロに賭けるおとうちゃまの気持ち、本当の思いを知ってるし、「そんなんかまへんもーん。」っていっつも言うねん。
ハバネロをあくまでも美味しい食べ物という、そしてそれを作る意味、生産農家さんの将来、そんな深い思いをどう世間や社会に伝えられるか。
おとうちゃまは次の段階にそう思ってはるみたい。
そう思ってたら今度全国ネットのテレビでその取り組みの一環を取り上げてもらえるらしいねん。
おとうちゃま、今日はそのテレビ局の人と打ち合わせで畑を一緒に見に行かはってんけど、テレビ局の人が「篠ファームの会社の名前を宣伝としては使えないんですよ、どうしましょうか?」って聞いてくれはってんけど、
おとうちゃま、「そんなんうちは黒子ですわ。ここの地の人達の取り組みと、この自然をみんなに知ってもらったらそれでいいんですわ。」って。
ハバネロ使った料理に、地元のお店の料理人を紹介しはってんけど、「このお店の味がホンマ美味しいねん、ここが有名になってくれたらそれで良いんですわ。」って。
おとうちゃま、ハバネロを通してみんながハッピーになれる事いっつも考えたはるねんな。
おとうちゃまは、まぁいっつもハッピーではあるけど・・・・・能天気とは言わへんで、おしのは。 ニヒっ。
2012年8月14日
お陰さまで、5年続いて毎月発行しているハバネロ友の会会報誌8月号を配信いたしました。
さまざまな寄稿者がおられるので、ハバネロを中心に国内外の面白いよもや話を掲載しております。是非一度のぞいてみませんか。
掲載希望の方はお申込みいただけたら、毎月配信いたします。
http://shinofarm.jp/tomonokai/backnumber.html
2012年8月11日
今年は定植後、気温が上がらず1ヶ月程度生育遅れがありましたが、その後の適度の水量と高温で、通年並みの状態になりトマト類は近年にない収量が上がっておりますが、ここのところまとまった雨が降らず唐辛子類ではカルシューム欠乏で尻腐れが出始めて少ないところでは20%程度しか秀品が獲れていない状況です。
しかし、種類を多く栽培していることや産地分散も幸いして、全体では例年以上の収穫が出来ております。
弊社が栽培している品目は殆どが国内に出回っていないものばかりと言うこともあり、はじめの頃は殆ど売れず苦慮いたしましたが、最近では注文が多すぎて完納出来ておりませんので反対に心を痛めております。
弊社の加工場では、従業員も作業の段取りが分かっているため、てきぱきと作業が進められ、むしろ私がいない方がスムーズに流れているようでこれまた、うれしいことです。しいて言うなら、アイスクリームの買出し程度ならみんなのお役に立てられるかなと言う感じです。
2012年8月11日
毎度おおきに。ごひいきに。
京都の夏は暑いけど、ここ亀岡はまだ朝夕涼やかな風吹くねん。それでも毎日汗だくになって働くのんは体に堪えるなぁ。
ついこの前、社長であるおとうちゃまが飼ってたインコが元気なくて、もしかして・・・・って思ってたら急に元気になって、良かった良かったっておとうちゃまがすっごく喜んでたけど・・・・・・
今日天国まで羽ばたいてしもた・・・・・って言う、おとうちゃまの落ち着いた声の、でも奥の方の哀しみの気持ちがちょっと分かって、おしのもどう声かけたらいいのか分からんかってん。
やっぱりこの暑さには耐えられんほどの寿命やったんかもしれへん。
おとうちゃまは言うねん。葬式でもわしは絶対聞いたら行こうと思ってる。最後だけはきちんとしたいねん。後で後悔無いよう、聞いた以上は行くべきやと自分で思ってるって。
死が悲しいというより、旅立ちを見送りたいって気持ちなんかな。
ちょっとでも関わってきた縁を大事にしたい、今までのその感謝を伝えたいんやって。
ご先祖さんにも感謝なんやって。
ずっと見守られてる、可愛がってもらえてるって、そう思ってるんやって。
おとうちゃま、「あ~~涼しいわぁぁ~~ここ。」・・・・って、そこ涼しい風吹いてへんし。それ、おとうちゃまの後ろに何か憑いてるんちゃうん。二ヒヒ。
お盆やね。
2012年8月04日
毎度おおきに。ごひいきに。
社長であるおとうちゃま、最近前にも増して動いてはるねん。「考えられへん、おしの、わし体重減ってん。体軽いわ。」って、お腹周りスッキリしたって言うねん。
ふ~んって言ったら、「ワシ、病気やろか?死ぬんちゃうやろか?」って言うねんけど・・・
体重減ったって言ってる相手から、痩せましたねとか、最近変わりましたね、とか言われてはらへんねん。「そうなんですかぁ。」ってだけ。つまり、見た目あんまし変わってへんし。
もともとあった体重って結構減る量も大きいけど、それでもまだまだやし・・・・そやけど、最近のおとうちゃまは元気ハツラツ。確かにバイタリティーある方なのが、より一層あるみたいやし・・・・
何でなん?って聞いたらおとうちゃま、自分で手作りの酵素ジュース作って飲んではるねんて。
工場近くの雑草とか、工場で破棄された野菜とか、農家の方にもらった梅でとか、(ただで)作る事に、凄いはまってはるみたいやわ。
そういう細かい事すんのも好きやねんなぁ。
それよりはよハバネロとかから抽出されたカプサイシンを使ったサプリとか開発して欲しいわぁー。
美容にも良さそうなん、おしのの為にも作ってやぁー。
あかんかったら唐辛子の辛いので酵素ジュース作って飲んどきぃー。
2012年8月04日
今回は京丹波町でハバネロを栽培していただいている生産者のところに行きました。
今年は全般的に、昨年と打って変わってどこも出来がよく、今年は豊作間違いなしと言う手ごたえを覚えております。今年は3月頃はとても寒く、苗の生長が約1ヶ月程度遅れていて、心配しましたが、畑に定植後、適度の雨と気温上昇で、見る見る大きく成長して、むしろ例年よりボリュームが出来て、果実も沢山付けているようです。
それに、今年は20,000本近く植えつけていますので、上手くいけば200万個のハバネロを収穫することが出来ると思っております。お蔭様である大手のコンビニでハバネロを採用していただき、惣菜に使っていただいたり、4月に発売いたしました「篠ソース」も予想以上に売れてきております。
ハバネロが何らかの形で商品化され、お醤油などのように各家庭で当たり前のように使われている日を夢見ております。
早くも、下の方には5ヶ程度の果実がついています。お盆明けには、赤く色付き収穫をはじめられるとおもっております。
2012年7月30日
15年前にはじめて農産物を作るきっかけとなった世界の唐辛子は、農家の主婦が収入を得るために、パートタイマーに出られるケースが多く見受けられますが、本来、家で家事やお年寄りの面倒を見たい方がおられると聞き、それなら自宅の前の畑で何か作ってもらえば、少なくともパートタイマー分の収入が得られると考えて、はじめたこともあり、当初は数人でしたが、朝の手の空いた時間に収穫するだけなので希望者が増えるにしたがって、受け入れるためにどんどん品種を増やしているうちに今では30種類にもなったと言うわけです。
また、唐辛子は交雑して別のものに変化しやすいので、一人に付き1品種と言うのもあり、大勢の方々に栽培していただける環境につながったということもあります。
更に、もともと私自身が唐辛子の面白さに惹かれていたことや、経験から海外に知り合いがいたことも、追い風につながっているのではないかと感じています。
特に、生産者には唐辛子を収穫したら、加工もせず、そのまま出荷するだけで、とても簡単にしています。
通常農家さんからよく聞く話として、畑にある間はお金にならず、収穫してきて、そこから仕分けして計量して、袋に入れたりすることに時間がかかり、一層のことパートタイマーに出た方がまし、ということになります。本来農家さんはよいものを生産するのが本業であるのに、内職まがいの仕事をしているようになっていますので、そこら辺りを根本的に変えていきたいと考えている次第です。
ペルーの唐辛子でアヒ(唐辛子のこと)チーノという品種 ブラジルの唐辛子、黄色がきれいゴールドチリ。
知っているけと知らなかった四川唐辛子、朝天辣椒。 韓国激辛唐辛子(チゲやキムチ向け)
イタリアの最新品種、ベルビセン。 メキシコでは人気のセラーノデルソル。
2012年7月28日
毎度おおきに。ごひいきに。
今、この時期は社長であるおとうちゃまも従業員の方々も一緒に汗だくになって毎日納品されるお野菜たちと格闘してはります。
夏はメチャクチャ忙しいねんて。
おしののことほったらかしやねん。
でも、世界の唐辛子シリーズたちが入荷される時、おしのはやっぱりおとうちゃまはなんでこんなに唐辛子の事にこだわったはるんかなぁって思うねん。
韓国、メキシコはもちろん、インドや、イタリアとか珍しいとんがらし扱ってはるねんで。
辛いのも、辛くないのもおとうちゃまはこだわってはるねんけど、中国でも韓国でも唐辛子って魔除けに使われてるやん?
何でやろうなぁって思うねんけど、案外おとうちゃまはそんな事考えて無いで、好きやし作ってるねんって言うだけやろうなぁ。
ま、おとうちゃま自身が唐辛子に頼らんでも魔除けになるし・・・・・おしのはそれでええねんけど。にひっ。
2012年7月21日
毎度おおきに。ごひいきに。
あんな、社長がおしのの顔をいけずそうにしたんはな、おしのがそのいけずをどう可愛く見えるかなって思ってほんまもんイケズな社長が考えてん。
おしのはホンマは色白の可愛い京美人の日本の娘なんやで。
社長であるおとうちゃまが、おしのの裏の顔や言うてあの顔になってん。
おとうちゃまは変わりもんでハバネロ栽培始めるって言うた時、皆アホちゃう?って言われたんやて。
みんなの反対押し切って、当時、毒物、劇物扱いに近いハバネロを作ったけど、やっぱり最初は全然認められんで全部破棄せんとあかんかってんて。
そやけど、アホ貫いたらほんまもんやって、今じゃハバネロ言うたら篠ファームやって言われるようになったんやって。
おしのの顔も最初は気持ち悪いかも知れへんけど、そのうち可愛い言われるしなっておとうちゃま言うけど、ほんま?
2012年7月18日
ハラペーニョと言えば、メキシコの代表的なサルサには欠かせない唐辛子で、輸入されている加工品(水煮やピクルス)と異なり、フレッシュならではの本来の美味しさがあり絶品です。
現在京都府京丹波町管内で、特産作りとして8名の方と一緒に取り組んでおります。
サルサの作り方は各家庭で若干異なりますが、どこも下記をベースにされていますので、是非お試しください。とうもろこしで焼いたトルティーヤはもちろん、サンドウィッチやパンやクラッカーのカナッペ、刺身などにも美味しくいただけます。
【材料】生ハラペーニョ、トマト、にんにく、オリーブオイル、岩塩がベースになりますが、たまねぎやパセリなどを加えても美味しいです。
【作り方】ミキサーに材料を入れ、原型がなくなれば出来上がりです。現地では小さな石臼のようなものに入れて、手で潰していきます。
◎弊社の京都産ハラペーニョを販売いたします。(500g単位)
お求めになられたい方は、下記までお問い合わせください。
info@shinofarm.jp 篠ファーム 高田 まで