トップページ > 篠ファーム日記 > お知らせ > 世界の唐辛子の生産(兵庫県)状況を見に行きました。
2012年7月30日
15年前にはじめて農産物を作るきっかけとなった世界の唐辛子は、農家の主婦が収入を得るために、パートタイマーに出られるケースが多く見受けられますが、本来、家で家事やお年寄りの面倒を見たい方がおられると聞き、それなら自宅の前の畑で何か作ってもらえば、少なくともパートタイマー分の収入が得られると考えて、はじめたこともあり、当初は数人でしたが、朝の手の空いた時間に収穫するだけなので希望者が増えるにしたがって、受け入れるためにどんどん品種を増やしているうちに今では30種類にもなったと言うわけです。
また、唐辛子は交雑して別のものに変化しやすいので、一人に付き1品種と言うのもあり、大勢の方々に栽培していただける環境につながったということもあります。
更に、もともと私自身が唐辛子の面白さに惹かれていたことや、経験から海外に知り合いがいたことも、追い風につながっているのではないかと感じています。
特に、生産者には唐辛子を収穫したら、加工もせず、そのまま出荷するだけで、とても簡単にしています。
通常農家さんからよく聞く話として、畑にある間はお金にならず、収穫してきて、そこから仕分けして計量して、袋に入れたりすることに時間がかかり、一層のことパートタイマーに出た方がまし、ということになります。本来農家さんはよいものを生産するのが本業であるのに、内職まがいの仕事をしているようになっていますので、そこら辺りを根本的に変えていきたいと考えている次第です。
ペルーの唐辛子でアヒ(唐辛子のこと)チーノという品種 ブラジルの唐辛子、黄色がきれいゴールドチリ。
知っているけと知らなかった四川唐辛子、朝天辣椒。 韓国激辛唐辛子(チゲやキムチ向け)
イタリアの最新品種、ベルビセン。 メキシコでは人気のセラーノデルソル。