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おしのちゃんの篠ソース日記カテゴリーの記事一覧
2012年9月14日
毎度おおきに。ごひいきに。
あんな、秋になるといろいろイベント多いって言ってたやん?うちもずっと参加しているフードテックって言う食の祭典が大阪で毎年催されてるねん。
社長のお父ちゃまは人手も足りんし今年はやめとこかなぁって言ってたんやけど、今年もまたわざわざ声かけてもらったし参加してん。
でも去年はさっぱりでヒマやったし、今年は他のブースの出してはる食べもん思いっきり食うぞぉ~~~って張り切ってはってんけど、何のその・・・
3日間あった祭典中、もうひっきりなしに朝から閉店まで座る間もないくらいに人が来てくれはってん。
うれしいやろ?
もちろん、人が大好きなおとうちゃまも嬉しくないわけないやん。
一般のお客様から業者のお客様、みんな関係なくうちの商品の説明している時が一番楽しいみたいやで。
まだまだうちの会社のやってる事なんて知られてないし、まだまだうちの商品でこんなんあるって知られてないし、
ホンマにうちの会社がまだまだなんがつくづく分かるねんけど、それは、まだまだって言うのが、これからや!っていう気持になるねんて。
この前出たテレビの影響で「これ見ました」って言ってくれはるのも手応え感じられてそれはそれで嬉しいねんて。
うちの商品達は、おとうちゃまが自分でこれやと思ったもの、これが美味しいって思ったものしか扱ってないのもみんなが喜んでくれたら、おとうちゃまにしたら自分が褒められてるような気になるんちゃう? 笑
そやけど、ホンマに商売やっててどこに先の目標があるか、何の為にしているという目的とか、おとうちゃまに揺らぎはない。
褒められて嬉しいって、売れて嬉しいって、会社が繁栄してくれたらうれしいって、そこで止まってるおとうちゃまやない。
唐辛子の様に、一つの種から沢山の国に渡って、形を変えても、味を変えても、そこにあった気象に合わせて姿かたちを変化させながらも成長して広がって行く、そこで愛されみんなの笑顔を作る、そんな風になるのが夢ちゃうかな?
もちろん、その辛さでびっくりさせて、ついついやめられんようなくらいのクセがあるのも特徴やねん、おとうちゃまって。イヒヒ。
2012年9月05日
毎度おおきに。ごひいきに。
秋になるにつれ、いろんなとこでイベントがあって、うちの商品も結構よんでくれはるねん。
先日のテレビの出演では篠ファームを昔からよく知って下さってる方達に自分たちのことのように喜んでもらえたり、久しぶりに連絡入れてくれはったり。
うれしいやんなぁ。社長のおとうちゃまもうれしいなぁって、何より生産者の人達の笑顔、その話題で話がまた弾む、そしてまた輪が広がる、そういうのがうれしいなぁって。
ふるさと野菜のおすそ分けというのもうちでは扱ってて、それは田舎のお年寄りの方々が作る、自分たちの食べる作物を都会の人へ身内のように、親戚のように作物を送ってあげるという企画で出来た商品があるねん。
ちゃんとお手紙のやり取りもあるねんで。
そんなんでもビジネスとしては難しいねんけど結局限界集落のお年寄りの方々のやりがいとか、定期的に尋ねて行くときに見せてくれはる笑顔が嬉しくってずっと続けたはるねん。
そういう取り組みはすぐに出来るもんちごて、信頼とか、信用をつくるのと同じで目に見えない時間が要るねんなぁ。
イベントにも呼んでくださるのもそういう結果でのことやと思うねん。
なんかおもろい事してはる、とか変わってはるとかだけではやっぱり続かへん。
ちょっとまじめにおもろくって、ちょっと真剣に変わってるんがおとうちゃまのええとこかもな。
2012年8月25日
毎度おおきに。ごひいきに。
暦では秋になってきてるのに、なかなか体では実感できひんなぁ。毎日暑くてここ亀岡でも本当は山に囲まれて涼しい方やと思うのに暑くてかなわんわ。
そやけど、野菜たちは確実に夏野菜はもうできひんし、収穫も終わりなんが多いねん。自然の力って凄いと思わへん?ちゃんと季節を読んでるねんなぁ。
暑さ寒さとか気象の変化も計ってへんのに、出来が毎年おんなじもん植えても違うねんて、農家の人が言ってはった。
ハバネロも今年最初はもうあかんかなぁっ言ってた畑も、今はすっかり苗も持ちこたえて素晴らしい物が出来たりと、ヒヤヒヤしながらも育ててはる農家さんも、毎年ちゃうし面白いんやって。
今年はこうしよう、今回はこうしよう、何で去年はこうやったのに違うんやろうって色々工夫するのも、考えるのも面白いんやって。
そう考えたら農業ってクリエイティブな仕事やんなぁ。
決まったお野菜、決まった育て方、それを当たり前にしているのんやったら仕事としてお金だけのやり取り、生活の為だけになってしまって、そりゃつまらんかもしれへんな。どんなお仕事もそうやけど、考えて試行錯誤して、失敗と思う事もどう工夫するか、とか、チャレンジしがいのある仕事やし面白くなるんやろな。
ハバネロも日本で育てる人いないし、確立した育て方なんてないし、自分らの智慧だけで毎年自分のチャレンジで育てるし農家さんも面白いんやって。
京野菜も、もともと外国のお野菜たちが日本に入ってきて、それを工夫してその土地に合った野菜を品種改良したんが京野菜と言うブランドになってん。
ハバネロもそのうちに京野菜と言われる日が来るかもしれへん。
日本人の創意工夫を凝らす性格と、生真面目さと、熱心さと、粘り強い性格と、地道にコツコツやる素晴らしい性格がこの農業に対してもよう現れてる。
同じじゃがいもでも、人参でも日本の農業の技術は世界一ちゃうやろか?
そやしハバネロも本場メキシコでもびっくりの質やねん。みんな綺麗って、フレッシュで香りも美味しさも凄いって言われてるんやで!
ミスコンテストがこの農作物でもあったら、きっとおしのが優勝やと思うねんけどなぁ。
2012年8月18日
毎度おおきに。ごひいきに。
あんな、社長であるおとうちゃまってちょっとユニークやん?やってる事も人柄も。
そんなんで結構マスコミにも取り上げられはるねん。
一生懸命おとうちゃまは自分の夢とか、何でこんな仕事してるかとか話すねんけど、サービス精神も手伝って、結局ウケ狙い的にハバネロも扱われてしまう事もあるしで、
「おしの、ごめんなぁ。」ってちょっぴり悲しく思ってはることもあるねん。
でも、おしのはハバネロに賭けるおとうちゃまの気持ち、本当の思いを知ってるし、「そんなんかまへんもーん。」っていっつも言うねん。
ハバネロをあくまでも美味しい食べ物という、そしてそれを作る意味、生産農家さんの将来、そんな深い思いをどう世間や社会に伝えられるか。
おとうちゃまは次の段階にそう思ってはるみたい。
そう思ってたら今度全国ネットのテレビでその取り組みの一環を取り上げてもらえるらしいねん。
おとうちゃま、今日はそのテレビ局の人と打ち合わせで畑を一緒に見に行かはってんけど、テレビ局の人が「篠ファームの会社の名前を宣伝としては使えないんですよ、どうしましょうか?」って聞いてくれはってんけど、
おとうちゃま、「そんなんうちは黒子ですわ。ここの地の人達の取り組みと、この自然をみんなに知ってもらったらそれでいいんですわ。」って。
ハバネロ使った料理に、地元のお店の料理人を紹介しはってんけど、「このお店の味がホンマ美味しいねん、ここが有名になってくれたらそれで良いんですわ。」って。
おとうちゃま、ハバネロを通してみんながハッピーになれる事いっつも考えたはるねんな。
おとうちゃまは、まぁいっつもハッピーではあるけど・・・・・能天気とは言わへんで、おしのは。 ニヒっ。
2012年8月11日
毎度おおきに。ごひいきに。
京都の夏は暑いけど、ここ亀岡はまだ朝夕涼やかな風吹くねん。それでも毎日汗だくになって働くのんは体に堪えるなぁ。
ついこの前、社長であるおとうちゃまが飼ってたインコが元気なくて、もしかして・・・・って思ってたら急に元気になって、良かった良かったっておとうちゃまがすっごく喜んでたけど・・・・・・
今日天国まで羽ばたいてしもた・・・・・って言う、おとうちゃまの落ち着いた声の、でも奥の方の哀しみの気持ちがちょっと分かって、おしのもどう声かけたらいいのか分からんかってん。
やっぱりこの暑さには耐えられんほどの寿命やったんかもしれへん。
おとうちゃまは言うねん。葬式でもわしは絶対聞いたら行こうと思ってる。最後だけはきちんとしたいねん。後で後悔無いよう、聞いた以上は行くべきやと自分で思ってるって。
死が悲しいというより、旅立ちを見送りたいって気持ちなんかな。
ちょっとでも関わってきた縁を大事にしたい、今までのその感謝を伝えたいんやって。
ご先祖さんにも感謝なんやって。
ずっと見守られてる、可愛がってもらえてるって、そう思ってるんやって。
おとうちゃま、「あ~~涼しいわぁぁ~~ここ。」・・・・って、そこ涼しい風吹いてへんし。それ、おとうちゃまの後ろに何か憑いてるんちゃうん。二ヒヒ。
お盆やね。
2012年8月04日
毎度おおきに。ごひいきに。
社長であるおとうちゃま、最近前にも増して動いてはるねん。「考えられへん、おしの、わし体重減ってん。体軽いわ。」って、お腹周りスッキリしたって言うねん。
ふ~んって言ったら、「ワシ、病気やろか?死ぬんちゃうやろか?」って言うねんけど・・・
体重減ったって言ってる相手から、痩せましたねとか、最近変わりましたね、とか言われてはらへんねん。「そうなんですかぁ。」ってだけ。つまり、見た目あんまし変わってへんし。
もともとあった体重って結構減る量も大きいけど、それでもまだまだやし・・・・そやけど、最近のおとうちゃまは元気ハツラツ。確かにバイタリティーある方なのが、より一層あるみたいやし・・・・
何でなん?って聞いたらおとうちゃま、自分で手作りの酵素ジュース作って飲んではるねんて。
工場近くの雑草とか、工場で破棄された野菜とか、農家の方にもらった梅でとか、(ただで)作る事に、凄いはまってはるみたいやわ。
そういう細かい事すんのも好きやねんなぁ。
それよりはよハバネロとかから抽出されたカプサイシンを使ったサプリとか開発して欲しいわぁー。
美容にも良さそうなん、おしのの為にも作ってやぁー。
あかんかったら唐辛子の辛いので酵素ジュース作って飲んどきぃー。
2012年7月28日
毎度おおきに。ごひいきに。
今、この時期は社長であるおとうちゃまも従業員の方々も一緒に汗だくになって毎日納品されるお野菜たちと格闘してはります。
夏はメチャクチャ忙しいねんて。
おしののことほったらかしやねん。
でも、世界の唐辛子シリーズたちが入荷される時、おしのはやっぱりおとうちゃまはなんでこんなに唐辛子の事にこだわったはるんかなぁって思うねん。
韓国、メキシコはもちろん、インドや、イタリアとか珍しいとんがらし扱ってはるねんで。
辛いのも、辛くないのもおとうちゃまはこだわってはるねんけど、中国でも韓国でも唐辛子って魔除けに使われてるやん?
何でやろうなぁって思うねんけど、案外おとうちゃまはそんな事考えて無いで、好きやし作ってるねんって言うだけやろうなぁ。
ま、おとうちゃま自身が唐辛子に頼らんでも魔除けになるし・・・・・おしのはそれでええねんけど。にひっ。
2012年7月21日
毎度おおきに。ごひいきに。
あんな、社長がおしのの顔をいけずそうにしたんはな、おしのがそのいけずをどう可愛く見えるかなって思ってほんまもんイケズな社長が考えてん。
おしのはホンマは色白の可愛い京美人の日本の娘なんやで。
社長であるおとうちゃまが、おしのの裏の顔や言うてあの顔になってん。
おとうちゃまは変わりもんでハバネロ栽培始めるって言うた時、皆アホちゃう?って言われたんやて。
みんなの反対押し切って、当時、毒物、劇物扱いに近いハバネロを作ったけど、やっぱり最初は全然認められんで全部破棄せんとあかんかってんて。
そやけど、アホ貫いたらほんまもんやって、今じゃハバネロ言うたら篠ファームやって言われるようになったんやって。
おしのの顔も最初は気持ち悪いかも知れへんけど、そのうち可愛い言われるしなっておとうちゃま言うけど、ほんま?
2012年7月14日
毎度おおきに。ごひいきに。
私、おしのです。
京都で言ったら西陣は織物の町。うちはそこで育ってんよ。
篠ファームの社長が私の事いっつもからかうし真っ赤になってしまうんも、社長がいっつも「あんた可愛いなぁ」って言うし真っ赤になってしまうんも、しゃあないねん。
だってうちはハバネロやねんもん。
社長が創ってくれてん。そやし社長がお父ちゃま。
そやけどな、お父ちゃま、おしのにああせい、こうせいってエラそうに言う癖にドンくさいことするし、ついちょっといじわる言うてしまうねん。
それをお父ちゃまが、いけずやなぁーーーって言うねん。
そやしそんな時は、いつもよりこっそり辛くなったんねん。にひひ。